薬剤師とは、厚生労働省が管轄する国家資格で、医師の処方箋に基づいて調剤・供給したり、その他の薬事衛生面を司り国民の健康な生活を確保する技術者のことです。

薬剤師とは

薬剤師の最も代表的な業務は調剤ですが、現在では医師の処方箋通りに薬を正確に調整するだけでは十分とは言えないようです。

薬の有効性や安全性を確保して適正な使用を推進する為、処分された薬に関する副作用や併用している薬との相互作用について患者さんの体質やアレルギー歴、これまでの服薬状況などをまとめた記録と照合したり、患者さんとの対話で疑問点があれば処方医に照会した上で調剤することが必要となっています。

その為、薬を適切に服用する為には個々の患者さんに合わせた服薬指導も行わなければなりません。
また、処方医にも必要な情報を提供することが求められており、こうした業務を遂行するに当たって薬に関する最新情報の収集と整理も薬剤師の重要な業務となっています。

薬剤師になる為に必要な資格

薬剤師になる為にはまず、薬剤師国家試験に合格して、厚生労働大臣から薬剤師免許をもらわなければなりません。
しかし、薬剤師国家試験は受験資格を満たした者しか受験することは出来ません。

薬剤師国家試験の受験資格

・外国の薬剤師学校を卒業した者、または外国で薬剤師免許を取得して厚生労働大臣に認定された者。
・大学で薬学課程を修了して卒業した者。
以上のの2つに定められています。

薬剤師国家試験の開催地

また、薬剤師国家試験は北海道・宮城県・東京都・石川県・富山県・愛知県・大阪府・広島県・徳島県・福岡県の受験地で年に1回、3月上旬に2日間かけて実施されます。

薬剤師国家試験の受験料

薬剤師国家試験を受験する際には受験料として5,400円が必要となります。 テキストテキスト

薬剤師の収入

薬剤師といえば収入が高い!!と思われがちですが、実態はどうなのでしょうか。

まず年収ですが、薬局・薬店に勤務する薬剤師は400~700万円、病院に勤務する薬剤師は300~600万円、製薬会社に勤務する薬剤師は500~1000万円ぐらいもらっているようです。
次に月収についてですが、薬局・薬店に勤務する薬剤師は25~35万円、病院に勤務する薬剤師は20~25万円、製薬会社に勤務する薬剤師は25~40万円ぐらいもらっているようです。
年収は平均的なサラリーマンよりは少し高めですが、薬剤師免許を持っていることを考えればそんなには高くはないかもしれません。
また、薬剤師の収入は首都圏よりも地方の方が高いようです。

薬剤師の仕事内容

薬剤師と言えば薬局の経営者や病院薬局で調剤などをしている白衣の薬剤師というイメージがありますが、薬剤師の職場は一言では言えないぐらい多種多様なのです。

薬剤師の職場は大きく薬局・薬店、病院薬局、製薬会社、薬事・保健行政分野の4種類に分けることが出来ます。
薬局での薬剤師の主な仕事は、医師の出した処方箋による調剤と薬の相談販売です。
また、自家製剤を作ることも出来ます。
これに対し薬店は調剤をすることが出来ない為、薬の相談販売が主な仕事となりますが、店全体を管理するのも薬剤師の仕事です。
特に、店の責任者である管理薬剤師の場合は正しく相談販売が行われているか、薬が正しく管理され化学変化などを起こしていないか、なども責任をもってチェックしなければならないのです。